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合同会社の５つのメリット

合同会社にするメリットとは？

最近増えてきている“合同会社”。資本金の出資者が社員となり会社を経営していく、新しい会社の形態です。株式会社ではなく、合同会社にすることのメリットには何があるのか、詳しく見ていきましょう！

株式会社を設立する場合、全体的にかかる費用の目安は20～25万円ほどです。対して合同会社の設立にかかる費用は10万円ほど。株式会社の半分以下の費用で設立することができます。

株式会社の場合、さまざまな手続きや登録が必要となり、設立までにおおよそ１～２ヵ月かかります。合同会社の場合は数日～２週間程度で設立することが可能です。

株式会社の代表取締役は任期が決まっています。対して合同会社の代表社員は任期がありません。そのため後任を選ぶ必要もなく、登記(帳簿に記載する手続き)の必要もありません。

株式会社の場合は資本金を出資しているのが経営者とは別です。そのため会社の状況(決算表)などを出資者(株主)に知らせなくてはいけない決まりがあります。合同会社の場合、資本金の出資者＝社員となるため、公告する必要がありません。

株式会社は重要事項を決める際、資本金を出資している株主を含めた会議(株主総会)で決めなければなりません。合同会社には株主がいませんから、会社内で問題を解決することができます。

合同会社の設立は費用も安く、期間も短いということが最大のメリットです。また、いろいろと決められた規則や制限の中で経営をする株式会社に比べて、自由度が高い会社形態と言えます。株式会社へ変更することもできますので、個人事業をしてきた人はまず合同会社からスタートする、というのも一つの方法です。